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「なんとなく疲れやすい」には理由がある?! 酸素を運ぶヘモグロビンと体調の関係

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「なんとなく疲れやすい」には理由がある?! 酸素を運ぶヘモグロビンと体調の関係

血液の流れの中で、私たちの身体が酸素を受け取り・運び・使う仕組み。その重要な役割を担っているのが「ヘモグロビン」です。赤血球に含まれるこのタンパク質が減ったり増えたりすると、貧血や多血症といった体調の変化につながることも。この記事では、ヘモグロビンとは何か、正常値はどれくらいか、血糖値や赤血球との関係、そして日常の食事でできるケアまで、わかりやすく解説します。免疫伝達物質や情報伝達物質、さらに生理活性物質としての役割にも触れながら、あなたの“からだの中の運び屋”を深掘りしていきましょう。

1. ヘモグロビンとは何か?

「ヘモグロビン」という言葉を耳にしたことがあっても、その構造や働きをしっかり理解している人は意外と少ないかもしれません。
これは赤血球の中に含まれるタンパク質の一種で、酸素を運ぶ役割を担っています。鉄を含むヘム基と、グロビンと呼ばれるタンパク質鎖から構成され、1分子の中に4つのヘム基が存在します。
ヘモグロビンが正常に機能していることで、私たちは呼吸によって得た酸素を体の隅々まで届けることができます。免疫や情報伝達の観点から見ても、血液を通じて全身にメッセージを運ぶ重要な要素のひとつです。

2. 赤血球との関係と酸素運搬の仕組み

酸素を運ぶうえで欠かせないのが「赤血球」です。血液中に存在する細胞の一種で、主な役割は酸素の運搬と二酸化炭素の回収です。
もし赤血球を“車”にたとえるなら、ヘモグロビンは“荷台に積まれた酸素”のような存在です。
このヘモグロビンが赤血球の中に十分に含まれていることで、肺で取り込んだ酸素を全身へと送り届けることができます。反対に、ヘモグロビンが不足すると、酸素を運ぶ力が弱まり、体内のエネルギー供給が滞ってしまいます。
赤血球とヘモグロビンは、互いの働きによって成り立つ関係と言えるでしょう。

 赤血球について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

赤血球の3Dイラストと「赤血球とは?知られざる小さなヒーローの働き」の文字
赤血球とは?知られざる小さなヒーローの働き
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3. ヘモグロビンの正常値とは?男女・年齢別目安

「自分のヘモグロビン値ってどれくらいが標準?」と思う方も多いでしょう。一般的な目安は、成人男性で13.0〜16.5g/dL、成人女性で11.4〜14.6g/dLです。年齢や体質によって多少前後しますが、この範囲にあれば正常と考えられます。
健康診断でヘモグロビン値が低い場合は、酸素を運ぶ力が落ちているサイン。逆に高い場合は血液が濃くなり、流れが悪くなることもあります。生理活性物質としてのバランスが崩れると、全身の循環や代謝にも影響します。

成人男女のヘモグロビン正常値を示す図。男性13.0〜16.5g/dL、女性11.4〜14.6g/dL。

4. 血糖値やHbA1cとの関連性も知っておこう

ヘモグロビンと血糖値には、密接な関係があります。その代表が「HbA1c」という検査項目です。これは、血液中の糖とヘモグロビンが結びついた割合を示すもので、過去1〜2か月間の平均的な血糖コントロールの状態を知ることができます。
血糖値が高いとHbA1cも上昇するため、糖尿病の診断や経過観察に活用されています。つまり、ヘモグロビンは血糖値の“履歴”を教えてくれる情報伝達物質のような存在でもあるのです。

5. ヘモグロビンが低いとどうなる?貧血とのつながり

ヘモグロビンが正常値より低くなると、身体の酸素供給が不足します。これが「貧血」と呼ばれる状態です。原因は鉄分不足、慢性的な出血、または赤血球を作る機能低下などさまざま。
症状としては、だるさ・息切れ・めまい・顔色の悪化などが挙げられます。特に女性は月経の影響で鉄を失いやすく、注意が必要です。ヘモグロビンは生理活性物質として全身に酸素を届けるため、減少すると細胞レベルでエネルギー不足を引き起こします。

ヘモグロビン値の低下が貧血を引き起こす流れを示す図。鉄不足や慢性的な出血との関係を解説。

6. ヘモグロビンが高い状態とは?多血症や生活習慣の影響

ヘモグロビン値が高い状態も油断は禁物です。脱水や喫煙、運動不足などによって血液が濃縮し、ヘモグロビンが相対的に高くなることがあります。
また、長期間にわたる高地生活や慢性呼吸疾患なども関係します。高値が続くと血流がドロドロになり、動脈硬化や血栓のリスクを高めることも。数値が高めの場合は、生活習慣を見直すことが第一歩です。

ヘモグロビンを保つための生活習慣を示す図。栄養バランス、鉄分、ビタミンC、睡眠、ストレス軽減など。

7. 食事でできるヘモグロビンケア:鉄・葉酸・ビタミンB12のポイント

ヘモグロビンを健康的に維持するには、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
鉄はもちろん、葉酸やビタミンB12といった栄養素も重要です。赤身肉、レバー、ほうれん草、枝豆、しじみなどは鉄を多く含み、赤血球の材料になります。
さらに、鉄の吸収を助けるビタミンCを一緒に摂るのもおすすめ。食事を通してヘモグロビンを整えることは、免疫伝達物質や情報伝達物質の働きを支える基盤づくりでもあります。
規則正しい生活、十分な睡眠、ストレス軽減も忘れずに。血液は日々の習慣で変えられるのです。

8. まとめ

ヘモグロビンは、赤血球の中で酸素を運ぶ生命維持の要。正常値を意識し、血糖値や食生活にも気を配ることが健康への近道です。貧血予防には鉄・葉酸・ビタミンB12を含む食事を心がけ、体内の血液バランスを整えていきましょう。


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※本記事は一般的な情報を元に作成しております。記載内容の詳細については専門家にご確認ください。

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